概要
女主人公のヒーロー物です。この作品に人生の全てを捧げました。
二十一世紀の半ば――、ヒトの善悪が生まれながらに決まっているのだと証明された。そして、世界は、善人だけを崇め奉る組織『英雄崇拝』が統べることになる。……これは、そんなディストピアで起きたお話です。
「人を不快にさせるか、死にたい気持ちにさせるしか能が無い……ガイアク共めェッ!! 徹底的に糾弾してやるぞォッ!! そのためにも、今こそ、我々はァッ!! この腐り切った世界秩序から解き放たれし存在となるッ!! それがボクサマと、ボクサマ率いるダークネス能力者たちの集い……『能力者機構アウト・オブ・コントロール』だぁあッ!!」
それが史上最強最悪のテロリスト、『ヘブンリー・マスター・セブン』による犯行声明だった。
彼は自警団を称し、世界中で野放しとなっている犯罪者たちを『ガイアク』と呼び、お
「人を不快にさせるか、死にたい気持ちにさせるしか能が無い……ガイアク共めェッ!! 徹底的に糾弾してやるぞォッ!! そのためにも、今こそ、我々はァッ!! この腐り切った世界秩序から解き放たれし存在となるッ!! それがボクサマと、ボクサマ率いるダークネス能力者たちの集い……『能力者機構アウト・オブ・コントロール』だぁあッ!!」
それが史上最強最悪のテロリスト、『ヘブンリー・マスター・セブン』による犯行声明だった。
彼は自警団を称し、世界中で野放しとなっている犯罪者たちを『ガイアク』と呼び、お
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!わたしたちはその清々しいまでの正義なる悪を、肯定しよう──。
これは誰しもが裡に秘めた、心の叫びである──。そう、わたしたちは感じざるを得ないだろう。
遥遠くに聳える摩天楼のその上で、わたしたちは大理石の玉座で腕を組んでいた。
誰よりも慈悲深く、慈愛に満ち、どこまでも自虐的で、悲観的。
故に他人を憎めず、悪を赦し、己に猛省する。
──だが、心のどこかでは。燻り狂う怒りが、鉤爪が、わたしたち自身の胸を引き裂く。
そんな彼らを見て、わたしたちは何を思うのか。
冷めた気持ちで、ただ淡々とその嘆きを嗤うだろうか。
その誰よりも傲慢で強欲な、罪深き過剰な正義を、わたしたちは一蹴するのだろうか。
否。否、否っ、否っ!
できるものか。できてたまるものか!…続きを読む