血塗られた悲劇で終わるのではなく、光の消失が救いのように感じられるエンディング。読後に残るのは絶望ではなく、静かな余韻。「参ったね」——この一言にすべてが詰まっていました。天使と悪魔の物語でありながら、これは 人が人を選ぶ物語 だと思います。正しさよりも、共に居ることを選んだ二人へ心からの拍手を。圧巻でした。
神様って何?信じろ、そうすれば、救われる。何だ、ソレ?ラムネ菓子がある。ソレを風邪薬と言って、病人に飲ませる。病人は風邪薬と信じ、病状は回復する。自己暗示力。そう、神様なんて、しょせん、ラムネ。あなたは天使。神の命令、悪しき裏切り者、悪魔を討てという。悪魔はかつて天使だった。悪魔は顔見知り。悪魔を追い詰め、あとはその背中に槍を刺すだけ。あなたは天使。さあ、どうする?
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(111文字)
もっと見る