たぶん間違えではない

父と確執があった「僕」が父の葬儀に際して感じた後悔等が描かれている作品です。
誰でも親から生を受けていますが、親に対する思いは人それぞれです。
この作品を読むと自分の親をあれこれと考えてしまうでしょう。(存命でもそうでなくても)
「どこで間違えたのだろう」はどんなに親孝行な人も胸によぎる言葉かもしれません。

 亡き父の来し方知らぬ君なれど
 傷口の血は父の追憶

その他のおすすめレビュー

遠山ゆりえさんの他のおすすめレビュー85