概要
もしも黒人侍弥助が戦えない文官タイプだったら
十六世紀末、イエズス会巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノは、インドのゴアで記憶喪失の黒人の少年と出会った。語学の才能を見いだされ従者となった少年は、ヴァリニャーノとともに日本を訪れ京都へと向かう。
そこは、日本統一目前の織田信長が治める領地だった――。
そこは、日本統一目前の織田信長が治める領地だった――。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!見る角度によって変わる歴史のいきいきとした姿
史実にわずかしか記録が残っていない黒人武士・弥助を主人公にした歴史物語は、1574年の東アジアの中継地点、ゴアから幕を上げます。
16世紀後半、イエズス会巡察師のアレッサンドロ・ヴァリニャーノは、インドのゴアで記憶喪失の黒人少年(後の弥助)と出会います。
少年は優れた語学能力を見込まれて従者となり、ヴァリニャーノとともに東アジアへ。
やがて日本に到着した彼は、その珍しい容姿から各地で大きな注目を集めることになります。
物語では、当時のイエズス会内部における人種差別や、日本とヨーロッパの文化の違いが鮮明に描かれており、宣教師たちの布教活動や戦国大名たちの権力争いなど、読みながら多くの学…続きを読む