魔法使いと王女様

魔法使いと王女様――禁断の恋を描いたドタバタラブコメディ！💕

いや～これは悩みます。だって……この掌には、必ず効くという惚れ薬が握られているですよ？それから目の前には、恋しくて愛しくてたまらない、あのが立っているんですよ？

このまま、ずうっと……振り向いてくれないかもしれない。このまま手を引かれ、届かない場所まで連れていかれてしまうかもしれない。そんな不安が、あなたの胸をよぎります。

あなたの幸せを願うなら、こんな薬を使うべきじゃない。そんなことは分かっている。でも―――

さあ、あなたならどうする？

もう、これはもう、何とも言えず、いいですね。とても素敵なお話です。

誰も不幸になりません。
それがとっても幸せです。

ハラハラしますが
ドキドキもしますが

こうだったのか！の結末を
ワクワクしながら読み進めてみてください。

やっぱりラブコメはこういうのが好きです。

惚れ薬を飲んで迫る王女様と、迫られる最高位魔法使い。

焦れる恋はなんだかむずむずして、応援したいという気持ちが湧きます。

惚れ薬というギミックが可愛らしい恋模様と、切ない胸の内と複数の意味合いで使われるところは好みです。

身分が違ったり、許されざる恋だったり。

そして、ちょっぴり秘められた策略は、物語の印象を大きく変える。