紹介アニメ特別編『僕が魔神と呼ばれるようになった理由、の紹介』

麻田 雄

本編&ご挨拶

神室海夜(*´∀`*)さん、ばすたーチャンネルさんの御厚意により、拙作『僕が魔神と呼ばれるようになった理由』の紹介アニメを制作していただきましたm(__)m


そこで、併せて紹介動画の台本を公開させていただく事に致しました。


作品をお読みで無い方にはなるべく世界観が伝わるような文面に、お読みいただいている方には、少し含みを持たせるような作りにさせていただきました。


まだ未完の作品ではありますが、今回のような試みに参加させていただいた事を、神室海夜(*´∀`*)さん、ばすたーチャンネルさんには心より感謝いたしておりますm(__)m

どうもありがとうございますm(__)m


私としても胸躍る出来の動画でしたので、可能ならば多くの方に見ていただきたいと思っております。


どうぞ、よろしくお願いいたしますm(__)m


以下、紹介アニメのリンクとなります(再生速度1.4倍速あたりが個人的には好みです)↓

【オリジナルVer.】

https://www.youtube.com/watch?v=BiwQaUpEuN4


【1.4倍速動画】

https://www.youtube.com/watch?v=XVnEWYUMsYU


※尚、本アニメのナレーションを担当させているキャラクターは『アルシェット・オルクス』という本編内のキャラクターでございます。


※本作の紹介動画は前半となっており、後半は神室さんの作品『ファソースピネル』の動画となっております。


以下、アニメ本編台本となります。


  ◇  ◇  ◇


ナレーション:『”ばすたーさん”、”神室さん”が物語の紹介動画を作成してくれたんだ。 実に有難い話だね。主要キャラクターをさし置いて僕がこの物語の案内役を務めさせていただくとするよ』


ナレーション:『まずは、この物語の舞台から説明するとしようか』


ナレーション:『メインとなる舞台はデアラブルという国。 この国に住まう人達は魔人と呼称されている。とはいえ、この世界で最も人口の多い”人族”が定義しただけの呼び方ではあるんだけどね。 現代となっては、その色分け自体がとても曖昧だったりする。基本的な彼らの特徴としては、人族と若干、肌の色、体毛の色が違う程度の者から、明らかに獣の血が混じった者まで様々。 人族の定義から外された人達がひと括りにされ形成された国ともいえるかな?』


ナレーション:『そうして、道をたがえてから長い年月が経ち、独自の文化を築く様になっていった。 その中で、見た目以上に大きな能力の差が生まれる事になった。……”魔力と魔術”。…… まぁ、そこは、卵が先か、鶏が先かっていう議論になりそうだけどね?』


ナレーション:『じゃあ、 主要キャラクターの紹介に移ろうか』


ナレーション:『先ず、本当は主人公である。セルム・ パーン君から』


元魔神軍所属の訳アリ従者セルム・パーン


セルム: 「……うん。 良いんじゃないですか? 頑張ってくださいね。 ”応援”はしますよ」



ナレーション:『彼は、生粋の魔人であるにも関わらず、見た目は完全に人族。元は同じ種族だといわれているけど、それでも相当に珍しい例だ。その事で、彼自身も苦労してきたみたいだけど、色々あって今は僕の姪の従者をしているよ。 大分ぞんざいに扱われてるみたいだけどね。  そうそう、彼を語るうえで忘れてはいけないのが、その魔力。 魔人の中でも突出した魔力を持っている。 本人はあまり良くは思っていないみたいだけどね』



ナレーション:『続いてはアルレ・アデレード。僕の姪だ』


 二面性を持つポンコツ王女 アルレ・アデレード


アルレ:「書くのはお主じゃ、セルム。 妾の考える物語を形にするのじゃ!!」



ナレーション:『彼女はデアラブルの第二王女。そして、王族としては類を見ない人族とのハーフ。 そのあたりも関係して、少し複雑な境遇だったし、幼少期は陰気な子だったね。 だけど、今はそれなりに王女らしくなってきたかな? 国民の前では上手く理想の王女像を演じられているみたいだしね。 ただ、先に語ったセルム君や、これから紹介するミレイには大分迷惑を掛けている我儘王女らしいけどね。 まぁ、どちらの彼女にも成長の色は見えて微笑ましい限りだ。 本質的な彼女の弱さがどこまで成長しているかはわからないけどね……』



ナレーション:『最後にミレイ・アルロキア。彼女の紹介をしようか』


【ハーフエルフの無表情従者 ミレイ・アルロキア】


ミレイ: 「いえ。私はアルレ様の命に従うまでですので……」



ナレーション:『彼女もセルム君と同じく、アルレの従者をしている。エルフという種族と魔人とのハーフだ。排他的なエルフ族の文化のせいで、幼少期に集落から追い出され、身売りに出されたみたいだ……。 かなり昔の話になるけど、偶然、僕とアルレがある貴族の家を訪れた際に、出会う事になったんだ。彼女の母親とちょっとした面識もあったし、少しだけ彼女の能力にも興味があったから、僕が預かる事にしたんだ。 ……もっとも、僕とミレイに面識があることをアルレは知らないと思うけどね』




ナレーション:『この三人が、物語の主軸になっていくかな? 僕の撒いた種が、どんな花を咲かせるのか実に楽しみだ』


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