概要
竿ではないと言っておろうっ、玉のほうであるぞ
俺は村人Aだ。
名前すらろくに呼ばれない、ただの背景。
そんな俺が、ある日突然「勇者」に指名された。
教会の礼拝堂、聖女と呼ばれる少女が震える声で告げたのだ。
「ゆ、勇者さま……あなたの……その……“き、きん……たま”こそ、魔王を封じる聖なる宝玉なのです……!」
名前すらろくに呼ばれない、ただの背景。
そんな俺が、ある日突然「勇者」に指名された。
教会の礼拝堂、聖女と呼ばれる少女が震える声で告げたのだ。
「ゆ、勇者さま……あなたの……その……“き、きん……たま”こそ、魔王を封じる聖なる宝玉なのです……!」
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