概要
灰色だった僕の毎日が、君の鱗のようにキラキラ輝き出した。
主人公の汐見航(しおみわたる)は深夜の散歩中、砂浜に少女が打ち上げられていることに気づく。だが彼女はただの人間ではなく、人魚だった。
介抱しているうちに尾ビレが人間の足になってしまった人魚ハウリナを匿う航は、灰色の毎日に彩りを感じ始める。
しかしその町には『迷子の人魚』という伝説があった――
介抱しているうちに尾ビレが人間の足になってしまった人魚ハウリナを匿う航は、灰色の毎日に彩りを感じ始める。
しかしその町には『迷子の人魚』という伝説があった――
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!言葉を使わずに、愛を物語る
読み終えたとき、私はこの物語は純愛の物語だと思いました。同時に驚くべきことに気付きました。愛を語らうシーンが一度として出てきてなかったのです。それなのに、私は愛の物語だと感じました。たぶん、少年と少女の愛があまりにも純粋だったからではないかと思います。愛の言葉で濁った愛の物語ではなく、透明な愛の物語だったから、そこに在る愛が際立った。
物語の最後には主人公が、私には到底できない大きな決断をするわけですが、それまでの物語の動きや身の回りの人物、主人公の生い立ちなどから考えるとその決断はとても自然なものでした。
また、描写がとても綺麗で奥深く、まさに海のようだと感じました。
透明な愛の感動…続きを読む