概要
バードカービングとは、囮の鳥を意味する言葉果たして“囮”に落ちたのは誰
孤独な詐欺師〈クロウ〉は、狙いを定めた女社長に接近する。だが、そこにはもう一人の詐欺師〈レイヴン〉の影が——。
裏切りか、共犯か、そして芽生えてしまった感情は罠なのか。信じることを知らない男が、初めて揺さぶられる。
愛と欲望、策略が交錯するコンゲーム・サスペンス。真実を手にするのは、果たして誰か。
裏切りか、共犯か、そして芽生えてしまった感情は罠なのか。信じることを知らない男が、初めて揺さぶられる。
愛と欲望、策略が交錯するコンゲーム・サスペンス。真実を手にするのは、果たして誰か。
いつも応援ありがとうございます!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!嘘から生まれた感情に、詐欺師は何を賭けるのか
人を騙すことに長け、誰とも群れずに生きてきた詐欺師・クロウ。
彼が次の標的に選んだのは、外資系リゾート会社を率いる若き女社長・水野冴子でした。
しかし、彼女にはすでに別の詐欺師が接近している。
その名は、正体不明の若き詐欺師・レイヴン。
誰が誰を騙しているのか。
誰が真実を知り、誰が知らないふりをしているのか。
相手の言葉や仕草を読み、罠を仕掛けるはずのクロウが、いつの間にか自分自身の感情だけは見抜けなくなっていく展開に、一気に引き込まれました。
冴子へ近づくために口にした甘い言葉。
過去を語る彼女へ向けた同情。
そして、彼女を別の詐欺師から守ろうとする焦り。
最初はすべて、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!まだまだ老け込むには早いぜ! 俺が出し抜いてやる!
アタヲカオさんの最新作は、詐欺師クロウを題材にしたハードボイルドタッチの中編です。
手に汗握る展開に、つい一気読みしてしまいました。
推理小説という特性上、ストーリーをお話すると、謎解きのヒントになってしまいますので、やめておきますが、本作のテーマは、ベテラン詐欺師のクロウが、若手イケメン詐欺師のレイヴンを出し抜いて、業界の一線に留まれるか、という瀬戸際の事件を扱ったものになります。
これで負けたら、オレも焼きが回ったな。。そう進退をかけてレイヴンに挑み、そこに魅力的な謎の女社長冴子も登場し、しかも何か親し気に近づいてくる。誰が真実を知り、誰が知らず、誰が知らないふりをしているのか、…続きを読む