概要
【架空歴史小説】前四代の乱はなぜ起きたのか。「小サレ記」から読み解く。
本書は、我が国の中世末期において、政治の実権を掌握していたオイルタン・サレの日記の一部分である。
サレは、騎士身分ながら、貴族の慣習を取り入れ、暦記(その日の吉凶および過去の事歴を記した、祭儀用の暦)の余白に、日々の事柄などを記していた。歴史上の重要人物であるサレの日記は、当代を語るうえで最も貴重な史料である。名については、「小サレ記」という通称が一般的であるが、そのほかに、「三代(殿)記」と呼ぶ者もいる。
現存する記録は、新暦九二八年十二月一日の条から死病に倒れる直前までであり、それがいつ頃から書きはじめられたのかは不明である。
本書はその中から、史家であるソレブラカエ・ウリンハラが、前四代の乱に関するものを抜粋し、注釈をつけたものである。「小サレ記抄録」という名称で広がっているが
サレは、騎士身分ながら、貴族の慣習を取り入れ、暦記(その日の吉凶および過去の事歴を記した、祭儀用の暦)の余白に、日々の事柄などを記していた。歴史上の重要人物であるサレの日記は、当代を語るうえで最も貴重な史料である。名については、「小サレ記」という通称が一般的であるが、そのほかに、「三代(殿)記」と呼ぶ者もいる。
現存する記録は、新暦九二八年十二月一日の条から死病に倒れる直前までであり、それがいつ頃から書きはじめられたのかは不明である。
本書はその中から、史家であるソレブラカエ・ウリンハラが、前四代の乱に関するものを抜粋し、注釈をつけたものである。「小サレ記抄録」という名称で広がっているが
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!エスプレッソのような味わいの架空歴史モノ
下手な感想ですが、年末でございますし書かせていただきます。
今まで、ノルセン・サレの活躍に始まり、そのライバルの娘であるザユリアイ・グブリエラの戦記と読み続けてきましたが、いよいよノルセンの息子であるオイルタン・サレの日記が公開されました。
これらの作品は、歴史書に註釈(注釈)がついたモノという体裁の異色の作品であり、ここに作者である青切様の工夫というものがあります。
文章は真に簡潔で、文字数が極端に少ないというのに、前後のストーリーと行間からにじみ出てくる、登場人物の葛藤と悲喜交々が生々しい勢いで伝わってきます。
一話あたりの文字数が少なく読みやすいというのに、架空の歴史モノの迫力…続きを読む