よく練られた世界観に、造語の数々。だけど、ごてごてしさが好ましく感じるのは、文体が軽やかで、すいすいと読めるからでしょう。
雲上回廊の中の人。
ブロマンス小説を探しています。という企画にご参加いただき、こちらを拝見させていただきました。 完結作品という事もあり、安心して一気読みし、死者の爪先まで消費してやろう貪欲さと、それらを覆い隠すか…続きを読む
放逐された都市、死者のサンクチュアリ。繰り広げられる日常と非日常。そして我らは死者と共にあり、死すべき定めを忘るなと文章の向こう側でチェシャめいた笑みを浮かべる存在から私たちは見られていることに気…続きを読む
本作を読んだ時、てっきりゾンビが出てくるものだから世紀末ものかな?って思ったらそうでもなく、SF世界に出てくるアンドロイドのような感覚でゾンビが扱われるのがユニークだ。専門用語が多くハードな内容だ…続きを読む
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