15. パンデミック【2050年代後半】への応援コメント
ハッピーメリー謹賀新年🎍 本年もよろしくお願い申し上げます。
……って、もう2月も後半!
遂に、日本の北里研究所が、骨髄病の原因を突き止めましたね。
パニックになって、帰国ラッシュが生じた中国人。
ただ、中国に帰っても問題が解決する訳ではなく、むしろ状態は悪化した様子。
アメリカは人手不足になり、中国では職がなく……★
こう言ってはなんですが、もう少し落ち着いて行動した方が良かったのでは?
中国は、再入国禁止の措置を取りましたが、これってめちゃくちゃですよね?
本作は面白いんだけれど、読む方も気合いを入れて読まないといけないからな。
ただ、埋もれさせておくにはもったいない名作であると存じます。
読み手を選ぶかもしれないけれど、それでも多くの方に読んでもらいたい。
拝読後はレビューも書かせて頂く所存でございます。
なるべく早く拝読するから、待っててね〜♪
作者からの返信
明けましておめでとうございます。
お久しぶり。
まぁ急がなくて良いですよ。
さて、我々の現実世界も似たような展開になってきましたね。
元凶は中国の細菌研究所(在武漢)とのネットニュースも流れているし、時宜を得た作品だと自負してるんですが、相変わらず閲覧数は低迷しております。
14. 忍び寄る脅威【2050年代半ば】への応援コメント
毒蛇に咬まれた事が縁で知りあったタルヤさんとダーファ君。人生は何が幸いするか、わかりませんね。
冷凍睡眠に就いたイレーネさん。これは、単に処罰的な意味合いかと思っていたけれど、真の目的はイレーネさんの頭脳を未来に残すことだったのですね。
おばあちゃんになってしまっては、存分にパフォーマンスを発揮出来ませんから。
イレーネさんにとっても、無為に隔離棟で過ごすよりかは、こちらの世界の人々の役に立てた方が良いと思います。
作者からの返信
お帰りなさい。お久しぶりです。
やっぱり、この小説は読者を跳ね付けるなぁと反省してました。だから、戻って来られたのが、とても嬉しいです。
さて、人生色々。何が転機となるかは分かりません。ゆきちゃんの列挙した転機が今後も転変しまして、物語の主軸を作って行きます。
できれば、もう少しお付き合いください。
編集済
13. それぞれの一歩【2050年代前半】への応援コメント
中国人……ということは、前回出てきた
ヤン・カイコーさんの経営する鍛造部品会社で働いているということですか?
でもこの一件は、タルヤさんの生きがいにはなりますね♡
作者からの返信
大したネタバレじゃないので答えますと、ダーファの父親がヤンの工場で働いてます。息子も父親も未来の歴史の一場面に立ち会います。
タルヤにとって、ダーファは生き甲斐となりますが、それ以上の存在になっていきます。
12. 別離【2050年代前半】への応援コメント
いよいよ、隔離棟の外に出ての活動が始まりましたね♪
後半の、ヤン・カイコーの経営する鍛造部品会社というのは、話に深く関わってくるのですか?
単純に中国のメーカーが、アメリカに進出してきただけのようにも見えるのですが?
作者からの返信
彼を登場させた主目的は、一般市民の目線からも当世界を複眼的に描く事です。
でも、物語が進むに従い、間接的なキーパーソンとなります。
お気付きの通り、群像劇なので、皆んなが間接的なキーパーソンですけど。
鍛造部品工場は彼らをアメリカや中国に移動させるためのツールです。技術的に話の展開を左右させる事はありません。
編集済
11. ロビンソン・プラン【2049年】への応援コメント
アメリカの政策は、なんだか凄そうね〜☆
一方、中国の方は、自分たちで言ってるほど、全世界の国々との友好関係を築いているようには見えないね★
それはまあそれとして。
あれ?このアメリカの政策って、骨髄病を外国人に感染させるのが、真の目的なの?
うわー、悪魔の政策だね👿
世界各国にウイルスをばら撒くのではなくて、感染旅行に来てもらうと。
最長5年経ったら本国に帰って、また、別の人がやってくる。
飽くまでも、アメリカは積極的にウイルスをばら撒くような事はしない。
でも、やってることは、非人道的である事に変わりはない。
まあ、自国民にすら伏せてるんだから、仕方ないとも言える?
作者からの返信
ご指摘の通り。悪魔の政策です。
死なば諸共、ですね。
でも、冷徹な政治家が考えそうでしょ?
10. 国家安全保障会議【2048年】への応援コメント
ここで、ソビエトと中国の関係が示されましたね。
私は世界情勢について、詳しくもなければ、世界の地理についても、朧げにしか理解していません★
それでも、この物語が未来の歴史を既存の出来事のように説明されているのを感じました。
さて、物語の最後で物騒な考え方も飛び出してきましたが、どうなる事でしょうか?
作者からの返信
物騒な思惑は経済戦争の形で遂行します。具体的には次エピソードをお読み下さい。
トランプ大統領みたいな仕掛けです。でも、自慢しておくと、彼の当選前に本作品を書いてますから。
でも、当時はヒラリー大統領が誕生すると想定してたんですが、そっちは外れました。
9. 告白【2048年】への応援コメント
核融合発電はまだまだ難しいんですかね〜?
『原子番号1の水素と原子番号13のアルミニウムを融合させて原子番号14のケイ素を生成する方が楽なのよ』
そんなアイディアが……。でも、2019年現在の技術では、実現不可能なんでしょうね?
ソビエトとロシアの関係は理解しました。
今回、出てきたタイムトラベルに関する理論については、そうなっているのかもしれませんね☆
積極的に、『時のロープ理論』を採用しようとは思わないけれど、かといって絶対に間違っているとも思わないです。1つの可能性としては有り得る、と。
現実の世界のタイムトラベルがどうなっているかは不明です。
だから物語の書き手として、お訊ねします。
この理論を採用する事に、どういうメリットがあるのでしょう?
たとえば、私が今いる世界Aから30年前にタイムトラベルしたとします。
すると、30年前の世界に未来人の私が現れた時点で、歴史が変わって分岐が起こり
A'になる。そこで私が生まれる前の両親を殺害したところで、A'の未来で私に相当する人間が生まれなくなるだけで、Aの世界には何らの影響を与えない。
このあと、30年後の世界に戻ったときに、そこがAの世界なのか、A'の世界なのかで全く違う結論になると思います。
ですが、過去で若い両親を殺害したからといって、自分の存在が消えてしまうことはないと思うのですが。(つまり、親殺しのパラドックスは起こらない)
『時のロープ理論』は、Aの世界から、過去にタイムトラベルをすると別の世界Bに辿り着いて、そこから元の時間軸にタイムトラベルするとCの世界に帰ってくる(という表現が正しいのかしら?)ということですよね?
だからタイムトラベルして帰ってきたら友人が存在しなかったと。
ふむふむ、なるほど。面白いですね♡
1つ視野が広がりました♪
ありがとうございます♡
作者からの返信
時のロープ理論のメリットは、ゆきちゃんが自分で導いた結論通りです。最大の眼目は親殺しのパラドックスから離脱できる事です。
物理学的に時間旅行が可能だとして、「何故、未来人は過去に介入しないの?」との誰もが抱く素朴な疑問への答えでもあります。だって、無意味だもん。
元の未来に戻っても、友人Cは同一人物ではありません。でも、殆ど同じCが存在する可能性は高いです。
短編で採用するなら、夫婦喧嘩した夫が過去で何かをやらかして、未来に戻ったら、妻との喧嘩は発生してなかったみたいな物語も書けるでしょう。
その因果関係を読者に納得させるのは至難の業ですが。
だから、本作品では…。おっと、私自身がネタバラシするところだった。「…」の部分は最終エピソードにコメントが入ったら回答します。
8. 発覚【2048年】への応援コメント
えーと、何が起こっているのかわかりません。
人類を骨髄病から救うべく、未来からやってきたのですよね?
それにも関わらず、病原菌をばら撒いていた。しかも、イレーネさんはそれを知っていた。
イレーネさん及び未来の側は、何故このような事をしたのでしょう?
その目的がわかりません。
ですが、これで物語は一気に面白くなってきたと言えます♪
この仕掛けは、ホント凄いです☆
作者からの返信
これが思惑の一つです。
これから現代人の思惑が幾つも絡み始めます。
お楽しみに。疲れますけど。
7. 第4の手紙(重水治療技術)【2047年】への応援コメント
ソビエトとロシアの関係は少し気になったんだけれど、どういうことなのかな?
私は最初、未来と現代との間で何か矛盾が生じているのかと思ったんだけれど?
改竄された歴史が載っていたとして、ロシア連邦の存在をなかったことにするメリットって何なのかな?
第4、第5の手紙が届かなかったのは残念ですね★
これは、何かが起こっているということなのでしょうか?
作者からの返信
今回はノーコメントです。
6. 第3の手紙(高速増殖炉技術)【2047年】への応援コメント
軌道エレベーター便利♡
未来には貨幣がないというのは、びっくり。ベーシックインカムが発達してるのかな、くらいは考えたのだけれど。
でも、働かなくて良いんだったら、未来の学校ってのは、どうなっているんだろう?
今回、現代にやってきた5人は、どうして科学者になったのでしょう。
高速増殖炉と関係があるのかどうかはわかりませんが。
核融合発電って、どうなってるのか気になります♪
現実のそれは、イーターとかアメリカが進めているものとか、イマイチ上手くいってないらしいけれど。
一方で、ベンチャー企業による核融合発電の研究は期待できそうというのを聞いたことあるよ☆
作者からの返信
未来の学校は自己研鑽の場です。
奴隷が社会を支えていた古代ギリシャでは哲学と芸術に、古代ローマでは戦争と銭湯に人々は明け暮れました。
人間とは、何もしなくて構わない、と言われれば、何かしらの暇潰しのネタを探すもんです。
斯く言う私も、仕事を干されていた時に、執筆を始めました。
核融合発電に関しては、ゆきちゃんの方が詳しいです。
個人的には、大量の重水素を入手できないと、難しいと思います。
5. 第2の手紙(人工胎盤技術)【2045年】への応援コメント
未来から来たエディットさんが宗教に関心を示すなんて、不思議な感じ。
iPS細胞が出てくるんだ♡
やっぱり有力な技術なんですね☆
赤ちゃんできるまで、2年半ですか。
理解したとまでは到底言えないけれど、なんとなくわかった気にはなります。
もっとも、テストしたらひどい点数なんだろうけれどね★
作者からの返信
テストなんて大それた事はしませんから、御安心を。
信仰の話をしておきますと、救いを求めると言うよりは、正しき人間になるための行動指針として宗教を拠り所としたい、そう言う気持ちは歳を取ると芽生えます。老い先の短い人生ですけどね。
エディットは今の私より若いですけど、自分が正しい道を歩んでいるか? との自問自答は平凡な私よりも多いはずで、信仰に目覚めてもおかしくないと思います。
4. 第1の手紙(冷凍睡眠技術)【2045年】への応援コメント
冷凍睡眠技術が何故必要なのかわからなかったのですが、パンデミックが発生して、世界の人口が減少してくると、全ての人の面倒をみられなくなるのですね。納得です☆
牛……ですか?人間よりも体の大きな牛さんを、安全に蘇生させることができるのであれば、それを対人間用の技術に応用させることは難しくなさそうです。
それに、牛さんを食用として輸出するにも、冷凍睡眠させて、輸出先で蘇生させた後に解体すれば、鮮度もバッチリ♪
素晴らしいです♡
しかも、輸出する牛さん一頭一頭が、臨床データになる。
アメリカは輸出で潤い、データは集まりとウィンウィンではありませんか☆
見事な発想です♡
ところで私たちの時代の日本では、ある牛丼チェーンが、大量の『ショートプレート(日本語では『ともばら肉』)』という部位を輸入しています。
このショートプレートは脂身が多く、アメリカ人はあまり食べないので、安く仕入れることが出来るのです。このショートプレートは、別名『ジャパニーズカット』と呼ばれているそうです。
この牛丼チェーンのようなケースでは、冷凍睡眠技術=牛肉の輸出拡大には繋がらないかもしれませんね。
もし、この時代の日本に来ることがあれば、『吉野家』というお店で、ショートプレートのお肉が食べられます。安いお肉ですが、わりと美味しく食べられますよ?
是非、ご賞味下さい。
……って、あっ!
そうでした。作者様は、同じ時代の日本人でした☆つい、未来からお越しになられた方かと……。
失礼致しました★
作者からの返信
育ちの貧乏な私は肉の脂身が苦手。昨今流行りの熟成した赤肉なら食べられそうですが(高価そうなので食べた事が有りません)、基本的に肉が嫌いです。嗜好に貧乏臭さが染みついているんですね。専ら魚食です。
だから、牛丼は嫌いです。変な話、肉抜きのタマネギとタレだけの丼物なら大好物です。
そんな私ですから、牛丼屋の存在は無視して書いてます。
3. 時を超えた解決策【2041年】への応援コメント
既に、アメリカ政府と5人との駆け引きが始まっていますね♪
重水とか、様々な事柄についても設定が細かい☆
本当に読み応えがあります♡
作者からの返信
大半の人は此処ら辺で引いちゃうんですが、無駄に詳しくはしてないつもりです。
この設定をサボると、中盤以降の物語が展開不能に陥るので、今暫く堪えて下さい。
読者に苦痛を強いる時点で、娯楽小説の資格を失ってますな。まぁ、趣味にお付き合い下さい。
2. コンタクト【2041年】への応援コメント
レビューを読んで知ってはいましたが、自分で読んで改めて実感しました。
今回の話に関していえば、医療関係の情報が、すごい!やばい☆
一気に読みたい気もするけれど、毎日1、2話ずつ拝読に参ります♪
よろしくお願い申し上げます♡
作者からの返信
いえいえ、此方こそ。
ゾンビと違って、骨髄病はジワジワと差し迫ってくるので、同じパニックでも人々の思惑が入り込むんです。
そこら辺に人間ドラマを展開出来ないかなぁ、と考えました。
1. プロローグ【2133年】への応援コメント
レビューを拝見したところ、相当手強そうな印象を受けました☆
昔、小松左京先生の『復活の日』とか、『さよならジュピター』とか、一応読んだけれど、よくわからなかった思い出があります★
どこまで、この小説の面白さについていけるのか不明ですが、頑張ります♡
24. エピローグ【2158年】への応援コメント
最後まで読み切りました。
書き上げられたのは随分前のようですが、執筆、お疲れさまでした。
このような斬新な作品を創出し、完結されたことに尊敬と感謝を捧げます。
ありがとうございました。
宇宙船表面のくぼみの理由が明かされていくくだりが、特に面白かったです。
---
少し前のコメントで書いた国は日本ではありません。
日本は作中に登場していますからね。
世界で一、二を争う半導体メーカーがある国で、最後まで登場しなかったのはK国ですよー。
「半導体メーカーランキング」で検索すればK国のS社が出てくると思います。
K国、出てこないなーと思いながら読んでいました。
作者からの返信
韓国のサムスンですね。思い出しました。
まぁ、仮に覚えていても、私の知性と言うか実力では韓国までカバーできませんでしたね。
早い段階で、北朝鮮は登場させようと考えていたのですが、お読み頂いた通りの役回りです。
米中印を主軸に描くつもりだったので、韓国に限らず、私の中では日本すら脇役でした。
個人的な野心として、ミスター金を主人公とした外伝を書きたくて、そこには韓国人や北朝鮮人を多く登場させます。舞台は中国に占領された沖縄。これも、パラレルワールドのE世界の出来事として、アクション・スリラー物を目指す所存。その為に朝鮮半島ネタを出し惜しみした部分があります。でも、退職後の夢なので、相当に先の話なんですが。
何はともあれ、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
加えて、返す返すも、応援コメントに感謝します。
21. 台湾消滅【2060年代半ば】への応援コメント
世界で一、二を争う半導体メーカーがある国がここまで登場していませんね。
この世界には存在しないのかな。
作者からの返信
この頃には、日本の半導体メーカーは台湾系の受託製造メーカーに駆逐されている、と想定しています。
流石に東芝の不祥事は想定外でしたが…。
20. 米国の威信挽回【2060年代半ば】への応援コメント
今現在、ここまで読ませていただきました。
18.米中の相互牽制【2060年代初頭】へのコメントに返信していただき、ありがとうございました。
*
私のやや抽象的な疑問に真摯にご対応いただき、ありがとうございます。
時織さんの考えた時のロープの構造はわかっているつもりですし、B世界に行った使節団がA’世界の影響を受けない点は納得しているのですが、腑に落ちるスッキリ感を得られないままでいます。
ですので、申し訳ないのですが、引っ掛かった部分を文中で指摘せよというご要望に対する答えは今のところありません。
あえて言えば、時のロープの理屈で「過去を変えられる」と認識されている点、という言い方になるのかもしれません。
うまく伝わるかどうかわからないのですが、
私の感覚では、A世界の人が「A世界の過去に干渉してA’の運命に変えた」というよりも、「A世界を消滅させてA'世界を生じさせた」という印象が強いのです。
もう少し具体的に書きます。
A世界にいるKさんが、「過去を変えて骨髄病を無くそう」と考えたとします。
彼の動きで使節団が過去に送られることになり、送られました。
A世界は骨髄病の無いA’世界になりました。
A’世界にいるK’さんはA世界のことを知りません。
この時点でK'さんはあくまでA'世界のK'さんであって、A世界のKさんではないように思えます。
KさんからみたK'さんは、自分だと言えるのでしょうか?
他の並行世界にいるK''さんと同じような存在ではないでしょうか?
他の並行世界にはすでに骨髄病が無いC世界があるのに、B世界を犠牲にしてまでA'世界を作る意義がKさんにはあるのでしょうか?
――というモヤモヤ感があるのです。
過去へ移動してもタイムパラドックスを生じさせない考え方に、過去に出現した瞬間から世界が分岐して並行世界が生じるというものがありますが、その場合はA世界とA'世界が並行世界として共存するので、結局Kさんは過去(A世界)を変えたことにはならない。
だからタイムパラドックスが生じないのは当然だとスッキリ納得できます。
(タイムパラドックス以外の部分で納得できないところはありますが)
時織さんの理屈では、ロープを構成する一本の紐はそのまま一本の紐として維持されており、同じ世界(過去を変えた)ということになるのでしょう。
私としては、隣の紐の影響を受けた時点で、同じ紐とは思えないのです。
紐=世界の解釈をどう定義するかという話ですので、そこに正解はないのかもしれません。
時のロープの理屈が破綻しているという話ではなく、そこで生じる現象の解釈に引っ掛かったと言えば、私の疑問をわかっていただけるでしょうか?
次話以降も楽しんで読ませていただきます。
作者からの返信
私の方も漸く笹谷さんのモヤモヤが理解できました。
地球連邦大統領の立場では、もう少し動機付けが必要ですね。
A世界がA'世界になったとして、A世界を救ったことになるのか?
もう少し私なりに悩んでみます。
大統領の立場で放置しておくと、最終話の様な状況に陥るので、「これに比べれば…」と踏ん切ったのだと個人的には合点しておりましたが、丁寧に大統領の心理描写を施すべきでしょう。
少なくとも、何処かで「過去を変える」から「過去を取り替える」へと表現の軌道修正を施します。
一連の御指摘、ありがとうございました。
18. 米中の相互牽制【2060年代初頭】への応援コメント
今現在、ここまで読ませていただきました。
9.告白【2048年】へのコメントに返信していただき、ありがとうございました。
1話に対して1人1回しかコメントできない仕様のようですので、返信の返信をここでさせていただきます。
*
A’世界が使節団に影響しない考え方はわかりました。
ありがとうございました。
では、A世界で使節団を送り出した人はどうでしょうか?
送り出したことで骨髄病が緩和されたA'世界になり、使節団を派遣しなかったとすると、A'世界にはならない。
もしこのパラドックスが生じないのであれば、それは結局、A世界とは別のA'世界が新しく生まれたことと同義にならないでしょうか?
パラドックスが生じるからこそ、A世界の過去が変わったと言えることになる気がするのですが、違うのかな?
私が引っ掛かったのは、そういう点ですが、どうでしょうか?
作者からの返信
幾つかの事を書き連ねます。
主人公イレーネの存在したA世界の2133年までは、イレーネが飛び立った時点(時点の定義が複雑だけど)でA'世界に変わります。A'世界の住民には凡そ2041年時点から歴史が変わっているので、歴史が変化した自覚は有りません。
次に、かつてA世界が歩んだ歴史は、C世界が歩む事になります。
B世界は、イレーネの出現で、B'世界の歴史を歩み始めます。
本来のB世界の歴史は、D世界が歩む事になります。
それぞれの歴史パターンは千差万別に存在したままなのですが、時間旅行した者が歴史を変えるので、言わば早い者勝ち競争の様に、他の世界が残った歴史を押し付けられると言う仕組みを考えました。
最初は戸惑うと思いますが、カラクリが分かってしまえば、シンプルな仕組みなんです。
この仮説に納得頂けたら…なんですが、作品に修正を加えるつもりなので教えて欲しいのですが、笹谷さんは何処で引っ掛かりました?
先の応援コメントで挙げたイレーネの発言辺りですか?
編集済
9. 告白【2048年】への応援コメント
初めまして。執筆お疲れ様です。SFは楽しいですね!
「主人公がその女性を殺したとしても、主人公には無関係。自分の存在が消えてしまうのでは?――と言う悩みは、杞憂に過ぎない。SFの世界で信じられている時間旅行のパラドックスなんてものは存在しないのよ」
という理屈に、どうしても引っ掛かってしまい、コメントします。
移動先の過去が並行世界であったとしても、その世界での行動が元の世界の未来を変えるという点で、タイムパラドックスの問題は同じように生じると感じたのですが、どうでしょうか?
例えば仮に、今回の使節団の影響で、彼らの元世界の骨髄病が緩和されたとすると、使節団自体が派遣されない可能性が高まりますし、派遣されなければ骨髄病は未来で緩和されないわけですし。
母親を直接殺せなくても、間接的に母親が死んだり、自分が生まれなくなるリスクはあるような……。
そのあたりを時織さんは、どう納得されているのか、あるいは単純にエンタメ要素として扱われているだけなのか、ここまで読んだだけではわからなかったので、コメントさせていただきました。
作者からの返信
平行世界の壁を通り抜け、A世界からB世界に移動した途端に、それまで属していたA世界とは独立した存在になる。これが私の意見(アイデア)です。
A世界の使節団がB世界に干渉した結果、A'世界に使節団メンバーが生まれなくなったとしても、B世界にはA世界の使節団メンバーが存在し続けている、と私は理論立てています。
そう仮定しないと、もしA'世界でも使節団が生まれた歴史を歩み、AorA'世界の使節団がB世界で活躍したならば、B世界の極一部にAorA'世界が浸食していることになります。その解釈からは奇妙な印象を受けます。
やっぱり、使節団にとって自分の所属する世界がA世界からB世界に変わった、と考えるのが自然だと思うのです。
笹谷さんの御指摘通り、平行世界の概念と組み合わせても、間接的に元世界を変えようとする事実は否定できないので、「元の世界の自分には影響を及ぼさない」との前提を置かないと、時間旅行の物語は紡げないと思うんですよね。
如何でしょうか?
希望できるなら、笹谷さんとは何度も対話したいです。
この場での対話を通じて、自分の考えを深く見詰めてみたい。
編集済
16. 逃避行【2060年代初頭】への応援コメント
これは急展開ですね。けれども、これは危険な行為ではなかったのでしょうか?
アメリカだけでなく中国からも消される可能性があって、しかも中国の方が実際にそのような行動に走りそう……。
作者からの返信
彼女達にとっては、意地悪なアメリカと、無関係な他国でしかありません。
特に、タルヤにとっては、ダーファの母国です。
それに、私達の現実世界とは異なるパラレルワールドでの出来事ですから、中国政府が相対的に善人の党人により運営されている点にも留意が必要です。
処女作なもので、私自身が誇大妄想を抱き、小説家としてデビューしたら、海外でも出版され、映画化もされる筈…なんて考えていたんです。
その時に中国共産党の検閲に抵触しないよう、良い国として登場させてます。
私の夢は破れましたけどね。