応援コメント

9. 告白【2048年】」への応援コメント

  • 核融合発電はまだまだ難しいんですかね〜?

    『原子番号1の水素と原子番号13のアルミニウムを融合させて原子番号14のケイ素を生成する方が楽なのよ』

    そんなアイディアが……。でも、2019年現在の技術では、実現不可能なんでしょうね?

    ソビエトとロシアの関係は理解しました。

    今回、出てきたタイムトラベルに関する理論については、そうなっているのかもしれませんね☆
    積極的に、『時のロープ理論』を採用しようとは思わないけれど、かといって絶対に間違っているとも思わないです。1つの可能性としては有り得る、と。

    現実の世界のタイムトラベルがどうなっているかは不明です。
    だから物語の書き手として、お訊ねします。
    この理論を採用する事に、どういうメリットがあるのでしょう?

    たとえば、私が今いる世界Aから30年前にタイムトラベルしたとします。
    すると、30年前の世界に未来人の私が現れた時点で、歴史が変わって分岐が起こり
    A'になる。そこで私が生まれる前の両親を殺害したところで、A'の未来で私に相当する人間が生まれなくなるだけで、Aの世界には何らの影響を与えない。
    このあと、30年後の世界に戻ったときに、そこがAの世界なのか、A'の世界なのかで全く違う結論になると思います。
    ですが、過去で若い両親を殺害したからといって、自分の存在が消えてしまうことはないと思うのですが。(つまり、親殺しのパラドックスは起こらない)

    『時のロープ理論』は、Aの世界から、過去にタイムトラベルをすると別の世界Bに辿り着いて、そこから元の時間軸にタイムトラベルするとCの世界に帰ってくる(という表現が正しいのかしら?)ということですよね?
    だからタイムトラベルして帰ってきたら友人が存在しなかったと。

    ふむふむ、なるほど。面白いですね♡
    1つ視野が広がりました♪
    ありがとうございます♡

    作者からの返信

    時のロープ理論のメリットは、ゆきちゃんが自分で導いた結論通りです。最大の眼目は親殺しのパラドックスから離脱できる事です。
    物理学的に時間旅行が可能だとして、「何故、未来人は過去に介入しないの?」との誰もが抱く素朴な疑問への答えでもあります。だって、無意味だもん。

    元の未来に戻っても、友人Cは同一人物ではありません。でも、殆ど同じCが存在する可能性は高いです。
    短編で採用するなら、夫婦喧嘩した夫が過去で何かをやらかして、未来に戻ったら、妻との喧嘩は発生してなかったみたいな物語も書けるでしょう。
    その因果関係を読者に納得させるのは至難の業ですが。
    だから、本作品では…。おっと、私自身がネタバラシするところだった。「…」の部分は最終エピソードにコメントが入ったら回答します。


  • 編集済

    初めまして。執筆お疲れ様です。SFは楽しいですね!

    「主人公がその女性を殺したとしても、主人公には無関係。自分の存在が消えてしまうのでは?――と言う悩みは、杞憂に過ぎない。SFの世界で信じられている時間旅行のパラドックスなんてものは存在しないのよ」

    という理屈に、どうしても引っ掛かってしまい、コメントします。
    移動先の過去が並行世界であったとしても、その世界での行動が元の世界の未来を変えるという点で、タイムパラドックスの問題は同じように生じると感じたのですが、どうでしょうか?

    例えば仮に、今回の使節団の影響で、彼らの元世界の骨髄病が緩和されたとすると、使節団自体が派遣されない可能性が高まりますし、派遣されなければ骨髄病は未来で緩和されないわけですし。

    母親を直接殺せなくても、間接的に母親が死んだり、自分が生まれなくなるリスクはあるような……。

    そのあたりを時織さんは、どう納得されているのか、あるいは単純にエンタメ要素として扱われているだけなのか、ここまで読んだだけではわからなかったので、コメントさせていただきました。

    作者からの返信

    平行世界の壁を通り抜け、A世界からB世界に移動した途端に、それまで属していたA世界とは独立した存在になる。これが私の意見(アイデア)です。
    A世界の使節団がB世界に干渉した結果、A'世界に使節団メンバーが生まれなくなったとしても、B世界にはA世界の使節団メンバーが存在し続けている、と私は理論立てています。

    そう仮定しないと、もしA'世界でも使節団が生まれた歴史を歩み、AorA'世界の使節団がB世界で活躍したならば、B世界の極一部にAorA'世界が浸食していることになります。その解釈からは奇妙な印象を受けます。
    やっぱり、使節団にとって自分の所属する世界がA世界からB世界に変わった、と考えるのが自然だと思うのです。

    笹谷さんの御指摘通り、平行世界の概念と組み合わせても、間接的に元世界を変えようとする事実は否定できないので、「元の世界の自分には影響を及ぼさない」との前提を置かないと、時間旅行の物語は紡げないと思うんですよね。

    如何でしょうか?

    希望できるなら、笹谷さんとは何度も対話したいです。
    この場での対話を通じて、自分の考えを深く見詰めてみたい。

    編集済