「ノンフィクションだ」と言われたら、嘘だとわかっていても納得してしまう

書き手としても勉強になる作品です。架空の星、架空の種族でありながら、丁寧な描写と緻密な設定が、物語にリアリティを与えます。民俗学、生物学、心理学、新しいアイディア。いろんな見所がつまっています。
もちろん、ただの読者としても。個性豊かなキャラクターたち、それぞれがそれぞれに思いを抱いて、ふれあい、いさかい、成長する。これがとても楽しく愛しい。
作者様はこの物語を、どこかで見てきたのではないでしょうか。そんなはずはないとわかりつつ、そう思いたくなるのです。
終始ドキドキして読みました。

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