A sound sleep

PURIN

A sound sleep

ぼろぼろの身体を受け入れてくれる

ふわふわの敷布団

あったかい毛布

ちょうどいいかたさの枕

わたしのすべて受け入れてくれる

目をあけた光のなかで

だれも抱きしめてくれなくても

だれも抱きしめられなくても

目をとじた闇のなかでなら

なにもおもいださなくていい

なにもかんじなくていい

なにもかんがえなくていい

たのしくもないけどつらくもない

たったひとつのだいすきなばしょ


めざましどけいはこわれてる

にわとりはにどとなかない

おうじさまはきすしてくれない

せかいがどんなになったって

このままずっとえいえんに

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

A sound sleep PURIN @PURIN1125

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ