バッド・エンド・プロタゴニストのResentmentがようやく完結しました。
書き終わってみれば別にとんでもない内容でもないのに、作者の都合のために一年以上も書けなかった話でした。
読者の皆様も登場人物もお待たせし、誠に申し訳ありませんでした。
読んでくださった方に心からの感謝を申し上げます。
あまり詳しくは語りませんが。
察してくださっている方もいらっしゃるかもしれませんが。
私はいわゆる、「毒家族」と呼ばれる存在を心の底から憎悪しています。
何故かというと、物心ついた頃から自宅に「私の親を名乗る、何かよくわからないおぞましい生物」が2体いたからです。
毒家族を恨むのは、人間として極めて自然な感情だと考えております。
なので、これまでも拙作で散々毒家族を批判する文章を書いてきました。
ただ。
恨みだけに支配されていても良くないかなと少し思いまして。
それを自分に言い聞かせるためにもResentmentを書きました。
まあ、書いたところでどうせ今後も私が作中で毒家族を批判するのを辞めることはないんですが……
ただ、たまには少し落ち着いてみよう。
そう思っただけです。
あと、Resentmentはあの内容だけでなく、単純に冒頭のシーンとラストのシーンを書きたかったから書いたというのもあります。
上手いこと対比で綺麗な感じになってたらいいなあと、思っております。
ちなみに、今更ですが敵の名称が「センサー」な理由につきまして。
センサーのスペルはcensorです。
だから、どんな物語とも分かり合うことができないのです。