パニック映画にあるような終焉の時を迎える世界。そんな絶望の中、主人公はなにを思い、何を感じるのか。彼の中にある葛藤や苦悩は徐々に解けていき、やがて一つの応えにたどり着く。でもその胸中、彼は世界の秘密に触れ、自身の存在価値を問うことになる。 彼の求めていたものは? 彼が自分自身に問うた答えは? 彼の生き様は読む者になんらかの感動を与えるでしょう。 しかし、それだけでは終わらない。彼らの闘いはこれからも続くのでしょう。※以上「序 まとめ」までの感想でした。今後に期待できる作品です。
ある日、主人公は世界が幾度も終わりを迎えていることを知る。自分自身の死の痛みと大切な人の悲惨な最期に苦しみながらも、主人公は世界の終焉の謎を追いかける。圧倒的劣勢からのスタート。一発逆転の都合の良い展開もなし。そんな絶望的な状況下でも、どうにか前へ進もうとする強い意思を持つ主人公が好きな方は必読です!
心情や思考の描写がとにかくすごい!世界観に浸かってはまりたい人におすすめです!ご一読を!
現段階での感想です!!この都市伝説感、大好物です! こういったオカルトチックな設定とか好みなので読ませていただきましたが、やっぱりぐいぐい惹かれていってしまいますね!シリアスな展開から、急に狐につままれた気分になったり、ジェットコースターに乗っているような気分になります!
大学でのよくある日常が一瞬のうちに人類滅亡へのパニックに巻き込まれます。その様子は、スティーブン・キングの描くスリラーのような怖ろしさがあります。しかし、繰り返される人類の終わりから、この世界の構造が次第に明らかになってきます。 タイトルの元ネタである思考実験「世界五分前仮説」をもとに、主人公の松本カツヤはどう人類の生き残る道を切り開いていくのか。映画「マトリックス」の青い薬と赤い薬の選択場面を思い出す、生きるとは何かを突きつけてくる作品です。
ネタバレになるといけないので詳しく言いませんが、ループものとディストピアが上手い具合に混ざった、とても面白い設定だと思います。なんかラノベよりも、洋ドラマっぽいです。 ネタバレになるといけないので詳しく言いませんが、こういう話って何が正しいのかが分からなくなりますよね。向こうの言い分も一理ありますので。そういう側面が見られるところも良いと思います。