迷宮の中で光に触れず生きて来た狗使いの少年が、ある日の少女との出会いを切っ掛けに旅立ちを決意する物語。恐らくは主人公たちの生命その他を顧みる者は皆無に近いハードなスタート地点から展開する、本来ならば相容れない、光を求める二人と一匹の旅の道行き、果たしてどんな旅路になるか。暫時この場に御目を留めて、どうぞ一読、ご検討あれ。
数年前に描かれ始めた小説で、休載中と最新話読み終わってから気づき、唸ってしまいました。 場面描写が少し少な目な感じで読者に想像の余地をかなり貰える為かかなりスムーズに読めます。展開も早く登場人物…続きを読む
ダンジョンモノ。そう書くとなんだか軽いもののように感じてしまうのは、最近そういうものが多いからだろうか。とにかく。これは中々薄暗い物語である。所々に笑えるシーンが、ない。基本シリアス。ずっと…続きを読む
迷宮奴隷の少年。仲間を失った冒険者の少女脱出できなければ長くは生きられない。襲ってくる魔物や大人たち。胃が捩れそうな状況の中なのに、淀みなく読み進められる。読者は、右に左に、上に下にと迷宮の中…続きを読む
先が気になるほど面白い。蝉川先生の作品は世界設定は架空のものであるが、そこに作られた文明や社会、人々は常に現実以上に現実的である気がする。迷宮や魔物、魔法が当たり前の世界に置いて、弱者である…続きを読む
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