小説を初めて書いたのは小2の時、 初めて書き上げたのはたしか小4の時。 それ以来、休んだり書いたりを続けています。
怪我をしていた僕を助けてくれたのは、一人の少女・君だった。僕の片足はもげていた。君はいつも女にぶたれていて、僕は君を助けたいと思っていた。しかし、僕と君との間には、言語の壁があった。僕には君の言葉…続きを読む
僕は少女を助けたいと思った。でも傷ついた僕はあまりにも無力で。それでも力を振り絞る。悲しい時代。悲しい人々。そんな中で懸命に生きている君がいた。主人公の自分に出来ることを必死に行う…続きを読む
読者と主人公が同一人物であるかのように、全体にかかった霧を、少しずつ、それでいて着実に振り払っていくかの如く展開されるストーリーに、心底惹き付けられた。
文芸文学として「実験的」ともいえることを、小説として物語として、しっかり意義ある形で成立させた佳品。構造も良。文体も麗。 世界観への理解(前提となる基礎知識)がない人には、意味不明なままの箇所…続きを読む
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