職場で読んでいたのに、涙してしまいました。
お話のアイデアは無尽蔵。 ハッとなにか気づきがあるようなこと。 好きな作家は、坂口安吾。宮沢賢治、ダフネデュモーリア。 ツイッターはテト。
怪我をしていた僕を助けてくれたのは、一人の少女・君だった。僕の片足はもげていた。君はいつも女にぶたれていて、僕は君を助けたいと思っていた。しかし、僕と君との間には、言語の壁があった。僕には君の言葉…続きを読む
静かな淡々とした文章なのに吸い込まれるように読んでしまいました。それはミステリアスな構成に負うところが大きいのかもしれません。ですが、それだけでは決してなく、主人公が紡ぎ出す言葉が、とても真摯で…続きを読む
初めて読んで、全体像がつかめない――、でも何か気になる。もう一度読んで、そういうことか。そして3度目に読んで、作者の真意を知る……知ったつもりだったのに、何だか気に掛かってしまって、日を置い…続きを読む
文芸文学として「実験的」ともいえることを、小説として物語として、しっかり意義ある形で成立させた佳品。構造も良。文体も麗。 世界観への理解(前提となる基礎知識)がない人には、意味不明なままの箇所…続きを読む
もっと見る