職場で読んでいたのに、涙してしまいました。
お話のアイデアは無尽蔵。 ハッとなにか気づきがあるようなこと。 好きな作家は、坂口安吾。宮沢賢治、ダフネデュモーリア。 ツイッターはテト。
物語全体を切なくて、悲しくて、でもどこか優しい不思議な雰囲気が覆っています。言葉の通じない主人公と少女の交流。彼らの言葉が通じない理由は終盤で明らかになるのですが、『なるほどそう来たか』と思わさ…続きを読む
怪我をしていた僕を助けてくれたのは、一人の少女・君だった。僕の片足はもげていた。君はいつも女にぶたれていて、僕は君を助けたいと思っていた。しかし、僕と君との間には、言語の壁があった。僕には君の言葉…続きを読む
ただ一言だけ。泣いた……。
文芸文学として「実験的」ともいえることを、小説として物語として、しっかり意義ある形で成立させた佳品。構造も良。文体も麗。 世界観への理解(前提となる基礎知識)がない人には、意味不明なままの箇所…続きを読む
もっと見る