現代の情景がありのままに徹頭徹尾、「聴く者」の心を捉えます。もっとたくさんの人に読んで戴けますように。
哲学が好きです。考え事から自由になれない人生の楽しみ方を、いまは開拓中です。
SNSによる誹謗中傷はよくない、といった程度のことを作品を通して伝えたいだけなのかと思えば後半で流れが若干変わり、ラスト数行で度肝を抜く展開に変じ、「ほおぅ……やるじゃない(震え声)」と思わせる。…続きを読む
喪主になった主人公の口から語られるのは、友の自殺の真相でした。詳しいことはネタバレになるため省略しますが、真相は現代社会を彷彿とさせる内容です。「いつか似たようなことが起きるかもしれない」と思い…続きを読む
とても興味深い作品で、読み終えた今、作品の出来や面白さ以上の興奮を感じている。その詳細は後半の「ネタバレあり」の部分で…… タイトルが示す通り、この独白はまさに弔辞、とある著名人の告…続きを読む
ネタバレを避けるため、多くは語りません。 まず、この作品は一人称を活かした作りになっていると思います。友を失った女性の無念の声が読み手に迫り、なぜ友が死んだのかを私たちに問いかけてくる……一人称…続きを読む
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