この青春には策謀あり、思惑あり、そしてピュアあり

ハーレム、男の夢といっても良いそれは様々な作品で様々な手段を持って構築されてきた。モテすぎる主人公がなし崩し的に作ることもあるし、口説き落とした女の子達を侍らせたものもあった。古今東西様々なハーレムがあった……
しかし、この作品のハーレムを構築する手段は、策謀だ。一見、ハーレムとは無縁のそれらを持って主人公西下刻也は同じく策略家最上綾ともにハーレムを目指す。
策略、そう策略だ。人を騙し、透かし、あるいは操るそれらはこの作品においては全く不愉快ではない。むしろ、次はどうするのか、この行動の裏にはどんな意図が隠れているのか、そんな事を楽しむことさえできる。正しく作者の妙、見事としか言いようのない構成の上手さがこの作品にはある。
もし、ただのハーレムに飽きたのなら暖かな策謀に溺れてみるのもいいだろう。

その他のおすすめレビュー

bigbearさんの他のおすすめレビュー22