とにかく世界観がツボです。神の世界と人の世界があり、その二つは不思議な「道」でつながっています。それは神の道とも呼べる四本の道と、主人公のかさねが「ひらく」ことができる莵道です。「ひら…続きを読む
っていうのが第一印象。本当にこのお話に出会えてよかったと思う。読みやすさはさることながら、登場人物たちがいきいきと目の前を駆けていくような印象(感慨?)を抱かせる文末は最高。読後感がやみつきです。
美しく読みやすい文章でつづられる、かさねとイチの物語。読んでいくうちにどんどん引き込まれ、2人と共に旅をしているような気分になった。荻原規子さんの勾玉シリーズや、上橋菜穂子さんの「狐笛のかなた」…続きを読む
丁寧に編み込まれた織物のような、うつくしく上質な和風ファンタジー。しかしこの作品の魅力はそれだけではない、なんとも軽快な会話を繰り広げるヒロインとヒーローのふたりがなんとも楽しませてくれる。狐神…続きを読む
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