こんなにも切なくて壮大な物語に出会ったのは久しぶりです。読み進める度に親しかった人達との別れを繰り返し何度も胸が締め付けられる思いでした。時代が移り変わりまた魅力的な人達がその切なくなった心を埋めてくれる。久しぶりに読み終わりたくない物語に出会うことができました。
自分の語彙力のなさでこの小説の感想を言い表すのが難しいんだけど、情緒的ですごく感動しました。まだ、半分ほどですが読んでしまうのが勿体ないと思わせてくれる小説です。
本作は一言で言ってしまえば異世界に竜として転生した主人公が、未開の地を発展させていく、というストーリーだ。これだけでは、ちょっと珍しいタイプの異世界物、程度なのだが、本作が最も魅力的なのは、無限の…続きを読む
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