何もない無から始まる、感動の魔法学校創設記

転生したばかりの頃は何もかもが手探りどころか目の前も見えない状況で、上手くいくかどうかさえも分からずハラハラドキドキの連続でしたが、最後まで諦めずに試行錯誤をし続けた末に、漸く努力が結実した時の感動は計り知れません。
けれども魔法は何でも叶えてくれる万能能力ではなく、何かしらの長所があり短所があるというところを示しているのもまた現実味が帯びていて物語に深みを与える要素になっている点が素晴らしかったです。
そしてラストの希望を持てる締め括りや演出が、何とも言えないぐらいに素敵でした。
書籍化されたら買ってみたいと思った小説でございました。

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