シビアな軍人の仕事風景を、女性尉官の視点で丁寧に描いたミリタリー小説

 重要な惑星間での会談で、将官の護衛として推薦されたうら若き女性尉官。重要な任務を共にする仕事仲間に戸惑いながらも、自分の仕事を全うしようとする、強い女性を描いた作品です。

 細かな部分では、禁則事項を守っている正確な文章で、このまま縦書きの書籍にできるほど整っています。書籍を好むかたにはストレスなく読めるかと思います。PCから見た画面では、文字が詰まってしまって長文を追うときに辛いかもしれませんが、これは個々で変わる感想と思ってください。

 余談ですが、女性主人公のカップ麺は残り汁まで飲み干す派という部分にグッと来ました。