構想の部分ではとても魅力的です。横浜駅が自己増殖という発想や、それを食い止めようとする人間たちの奮闘など見どころが多く面白いとは思います。しかし、正直どのキャラクターにもあまり共感できませんでした。誰が誰だか途中で分からなくなる程度です。警察官のキャラクターに関しては出てきた意味がよくわかりませんでした。各キャラクターの見せ場がないのも気になります。全体としてはSFとして十分に見どころのある作品であったと思います。
読み専です。
BLAME!的な設定と現実の横浜駅の大工事の融合というだけで面白いのに、さらに「手段と目的の究極の逆転」という作品の核が、この作品を単なるパロディーではなくオリジナルSFとして成立させているのがスゴ…続きを読む
タイトルがモロ地元でページをめくりました内容も私好みです。また毎日の楽しみが増えた、、、
横浜駅が増殖するという正気を疑うような設定を、説得力のある緻密な設定と描写によって巧みにまとめている。
題名と概要のインパクトに惹かれて読み始めましたが、いい意味で期待を裏切る、作りこまれた世界観でした。終わりの方が駆け足気味だったのだけが、ちょっとだけ残念でした…。
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