現代において最も迷宮に近い建造物は駅であると、大阪在住の私は強く主張します。迷宮。それだけでワクワクしますよね。今作は機械が支配し新たな文明が開化した『迷宮・横浜駅』を舞台にした冒険小説であり、横浜駅の増殖というコミカルなあらすじからは想像もつかない程硬派で真面目なサイバーパンクです。玉石混合であるWeb小説のなかでも、今作は間違いなく玉であると言えます。面白いですよ!
タイトルがモロ地元でページをめくりました内容も私好みです。また毎日の楽しみが増えた、、、
この小説にはいくつもの楽しみ方があると思う。細部まで描き込まれた斬新なギミックや生々しいディティールのリアルさを楽しむというのがひとつ。躍動的に動き回る登場人物たちそれぞれの独自性のある視点や主観に…続きを読む
4章まで読みました。「横浜駅」を何か別のSF的な脅威に置き換えれば、普通の小説になるんでしょうが、それだと平凡過ぎて注目も集まりません。パロディであるからこその魅力が大きいと思いました。
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