架空の異世界の大学の架空の研究者たちが架空の魔法を研究している、というそれだけの話。それなのに、多少なりとも研究の味を知った人間にはとてつもなく面白く「濃い」。 政府の方針に触れることなど…続きを読む
明らかに頭使って書いてるなって分かるところが良いですね。
大学院とファンタジーを組み合わせるという発想がすごいですね。おそらく著者の得意分野をいかに小説に活かせるか考えた末のアイデアなのだと思います。真新しさという意味でも意外性という意味でも、突出した作…続きを読む
生物系院生たちの艱難辛苦の記憶と親近感をくすぐってくる。ポジ/ネガコン、「呪文」構造解析、超解像イメージング、インターカレーター、ドミネガ、フレームシフト、実験動物を用いたモデル実験に目の色の形質に…続きを読む
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