概要
ちょっとしたことなんです
食器の置き方。名前を呼ぶか、呼ばないか。既読のあとの沈黙。
夫婦、恋人、親子、友人、同僚。身近な人との間にある、ちょっとした出来事を描く掌編シリーズです。
大きな事件は起きません。誰かが何かをして、誰かがそれを見る。日常の中の、その積み重ねだけを描きます。
ちょっとしたことなんです。
夫婦、恋人、親子、友人、同僚。身近な人との間にある、ちょっとした出来事を描く掌編シリーズです。
大きな事件は起きません。誰かが何かをして、誰かがそれを見る。日常の中の、その積み重ねだけを描きます。
ちょっとしたことなんです。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!言葉少なな父子の愛を、一本の傘が静かに映す。
雨の日になると、駅まで迎えに来る父親。
それは一見すると何でもない家族の日常なのですが、読み進めるうちに、その「ちょっとしたこと」の見え方が少しずつ変わっていきます。
特に印象的だったのは、父親が自分の気持ちをほとんど言葉にしないこと。
だからこそ、毎回差し出される傘や何気ない行動から、父と子の間にある距離や感情が静かに伝わってきました。
大きな事件も、劇的な変化もありません。
それでも最後まで読むと、最初からそこにあった一本の傘が、少し違ったものに見えてきます。
短い物語の中に、家族だからこその煩わしさと優しさが詰まった掌編でした。