概要
過去にとらわれた術師は、気さくな皇子と海を渡り、荒ぶる獣の謎を追う。
人が獣から創られた世界。島に住む水狼族の千智(ちさと)は符の研究をしながら暮らしていた。ある日、浜に若者が流れ着く。それは大陸にある煌虎国の元皇太子、陸霄輝(りくしょうき)だった。
煌虎国では、十年前に滅んだはずの凶獣という怪物が、ふたたび現れるようになっていた。
煌虎国の宰相は、凶獣出現の原因を霄輝が邪龍を信仰したからだとした。そのため、霄輝は皇太子位を剥奪され、牢につながれた。
しかし、これは濡れ衣だった。
霄輝は真の原因を突き止めるべく、追っ手から逃れて、龍族の長に仕える水狼族をたよってきたという。
水狼族の頭領は、優秀な術師である千智に、霄輝と煌虎国に行って凶獣出現の原因を突き止めるようよう命じた。
千智は自分に自信がなく、体力もないため、命令を断った。しかし、頭領と霄輝に押し
煌虎国では、十年前に滅んだはずの凶獣という怪物が、ふたたび現れるようになっていた。
煌虎国の宰相は、凶獣出現の原因を霄輝が邪龍を信仰したからだとした。そのため、霄輝は皇太子位を剥奪され、牢につながれた。
しかし、これは濡れ衣だった。
霄輝は真の原因を突き止めるべく、追っ手から逃れて、龍族の長に仕える水狼族をたよってきたという。
水狼族の頭領は、優秀な術師である千智に、霄輝と煌虎国に行って凶獣出現の原因を突き止めるようよう命じた。
千智は自分に自信がなく、体力もないため、命令を断った。しかし、頭領と霄輝に押し
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