概要
公式がガバガバガバナンス
カクヨムシェアワールド「神格鑑定局」の公式設定を、普通に読む。
職員二万五千人。年間の鑑定件数は不明。小学生でも取れる国家資格で、三分の二の職員が現場に出られない。二十五年動かない局長は特級邪神憑きで、しかも常人統治の原則に従って就任したと書いてある。所管違いの椅子に座った敵役は、党是を一ミリも実現できない。
専門知識は要らない。書いてある通りに読んで、世間で通っている常識と並べるだけだ。使うのは公式が書いた文と、誰でも調べられる数字しかない。
粗探しではない。原案が残っている人物については、それも並べる。どこで曲がったのかを特定するためだ。曲がった先には、たいてい、もっと面白かったはずの設定が落ちている。
どうしてこうなった。
職員二万五千人。年間の鑑定件数は不明。小学生でも取れる国家資格で、三分の二の職員が現場に出られない。二十五年動かない局長は特級邪神憑きで、しかも常人統治の原則に従って就任したと書いてある。所管違いの椅子に座った敵役は、党是を一ミリも実現できない。
専門知識は要らない。書いてある通りに読んで、世間で通っている常識と並べるだけだ。使うのは公式が書いた文と、誰でも調べられる数字しかない。
粗探しではない。原案が残っている人物については、それも並べる。どこで曲がったのかを特定するためだ。曲がった先には、たいてい、もっと面白かったはずの設定が落ちている。
どうしてこうなった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!痛烈なマサカリで学ぶ《組織設計》
「神格鑑定局」というカクヨム内の舞台。
その公式見解について、とある人物が手を上げた。
「素人質問で恐縮ですが」
私は専門家じゃないので、ごく一般的な知識しかありませんが……という前置きがついたこの指摘集。
甘えや手抜きは許さない。それが「世界観をシェアする」ということだ――
私が公式側だったら泣く。良い意味でも悪い意味でも。
・
力作であることは間違いがない。
許したげてよと思いたくなる部分も含めて、思い切り指摘がとんでくる。
プロのエンジニアは、設計やプログラムの1行に対しても「意味・理由」を求めてくるとされ、その切れ味から「マサカリ」と呼ばれている。
…続きを読む - ★★ Very Good!!非常に読みやすい文章で構成される問題提起
最初、公式に対して批判的文脈が過ぎるのではないかと気になる部分もあったが、実際読んでみると丁寧で読み応えのある、読みやすい文章だった。
こういった意見は悪目立ちしがちで、単に「公式を批判している人」としか見られず、その中身を考慮されない事が往々にして起きうるが、そこには確かに誠意と熱量が存在する。
この方の問題提起にもそれはある。
この分析と批判のどこからどこまでが正しいか、私に判断することは難しいが、どうか公式の方々の耳にもこの意見が届く事を願う。
追記(9/4):
8/27にレビューを書いた時点で完結したと思っていた本作がその後も継続的に更新されていたようで驚いた。
ただ読んでみると…続きを読む