作者様のお話なのかな、と思ってしまう、穏やかな語り口で静かに時間が進む作品。読み進めると怪異の連続なのになぜか怖さをそこまで感じないのは、相手をみる心情がどこまでも「日常」の域から語られているからなのでしょう。おどろおどろしい雰囲気はありません。ただそこにあることを、淡々とではなく、穏やかに話されています。人によって感じ方は違うことでしょうね。私にはとても穏やかな話に感じたのです。最期まで読んだ時に気付いた事実。ありふれたの意味が分かると、成る程と思うと同時に、主人公の生きた時間をつい想像したくなります。ご一読をオススメします。
日常のありふれた話を、つれづれと語るお話。ほのかな感慨を受けつつ読んでゆくうちに……え? あれ?それでも、これらは日常のありふれた話――だそうです。こんな日常、あなたは平和に過ごせていますか?
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本作を読んで思ったこと。それは、「人の数だけ日常が存在する」。一見、変わったことをしている人たちも、その人にとってはごくありふれた日常かもしれないんですよね。だから、触れないでおきましょう。人の日常には、介入しないようにしましょう。そして私の日常も、誰かにとっては非日常かもしれない…
まず、作品がどこにあるのか?というところから面白い。おじさんの、ありふれた日常がユーモラスに語られていました。
淡々と進められるストーリー。おや?おやおや??まぁ、日常のお話ですから、よくありますよね。淡々としたテンポで語られるストーリーは、違和感を感じつつもそのテンポから、なぜかクスッと笑わせられるような。味で言うと、甘苦いカラメルのような。そんな作品でした。素晴らしいものをありがとうございました。
拝読いたしました。なぜでしょう。私は話しかけられている気がして、思わずコメントに止まらず、レビューまで書いてしまいました。読者に何も強いることのない、媚びることのない文章なのに、思わず返事をしたくなる。作者の方の文章力と言葉選びだけで、こんなにも引き込まれるとは、脱帽です。
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