概要
一人では小さな光でも——これは「光」が集まっていく物語。
いつも冷静だけど優しい狩人シン、治療師の娘ミカ、華奢だけど怪力な聖女カレン。
ある日、三人の村は怪異に襲われる。
絶望のなか、三人は旅に出る。
ルミナのちからと、怪異の原因を見つけるために。
ある日、三人の村は怪異に襲われる。
絶望のなか、三人は旅に出る。
ルミナのちからと、怪異の原因を見つけるために。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!喪失の先で、小さな「光」が集まっていく物語
故郷を突然の災いで失った狩人シン、薬師の娘ミカ、そしてカレン。
重い喪失から始まる物語ですが、印象に残ったのは、その後の旅で描かれる小さな日常でした。
獲物を狩り、薬草を摘み、火を起こして食事を作る。
それぞれが自分にできることを持ち寄ることで、三人の間に少しずつ温かさが戻っていきます。
また、深い森で出会う少年フミとのやり取りから、物語の世界も少しずつ広がっていきます。
「一人では小さな光でも――これは『光』が集まっていく物語。」
その言葉が、読み進めるほど自然に感じられる作品でした。
この先、彼らの光がどこまで集まっていくのか楽しみです。 - ★★★ Excellent!!!村を焼かれた三人の旅が、まず水を濾して沸かすところから始まる
※『ルミナ・パルス』第1章、第5話「出会いと別れ」まで読んだ感想です。
村が焼かれる話なのに、旅が始まるとごはんの話になります。硬い麦パンを湯で煮崩したスープ。兎の心臓と肝の炙り焼き。「お腹の奥がポカポカしてくる」でミカが初めて笑うところ、三人とも好きになりました。狩った獲物に毎回きちんと祈るのも良いです。
イベント屋として感心したのは第5話です。野営に選んだ炭焼き場が、木に隠れて見つかりにくくて、逃げ道もある。そのうえで「火はまだ起こすな。煙が出る」。段取りが早いです。沸かした水を夕食用と明日の飲み水に分けるところも好きでした。
いちばんは、森の少年に声もかけず、岩の上に椀だけ置いて…続きを読む