強烈な「渇き」に突き動かされる第1話の緊迫したシーンから始まり、時系列を遡って事件の顛末が明かされていく構成が見事で、一気に引き込まれました。首元の熱さや血のスープの奇妙な味わいといった五感を刺激する緻密な描写が、吸血鬼へ変貌する恐ろしさと戸惑いをリアルに浮き彫りにしています。過酷な運命を背負わされながらも決して悲観せず、救われた命に感謝できるヒロイン・グレイスの気高さに惹きつけられました。不器用で孤独なシュトワイヤー卿と今後どのような関係を築き上げていくのか、続きが非常に楽しみな作品です。
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