概要
人を救うために、人を殺す。
嵩陽凛賀(かさひりんが)が家に帰ると、双子の姉・凛奈(りんな)は、灰色の“像”になっていた。
原因不明の異変。
そして、姉を救う方法は存在する――ただしそれは、誰かを殺すことでしか成立しない。
人間不信気味で、姉以外あらゆるものを疑ってしまう弟・凛賀。
そして、世界を疑うことすら知らない姉・凛奈。
同時に存在できない二人は、やがて一つの問いに行き着く。
――人を救うために人を殺すことは、正しいのか。
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