概要
本当の願いが叶ったとしても、幸せになる訳じゃない
1通のメールが、全ての始まりだった。
親友の湊が目の前で事故に遭い、奔走していると、俺はあるメールを受信する。
『あなたの願いを叶えます。願い事を打ち込んでください』
その不思議なメールに、俺は『事故を無かったことにしてくれ』と打ち込んだ。すると文字通り、事故の事実そのものが消滅し、親友は生き返る。
そのメールは、送信した人の願い事をなんでも叶えることができる夢のような代物だった。
その日を境に、願いメールを使い身の回り人々を助けていく。しかし、行き着いた先には、残酷な運命が待ち受けていた。
その運命に立ち向かう度に、人の苦しみを味わい、自分の罪を自覚してする。憧れだったヒーローとは程遠い人間になっていく。
俺は本当になりたい自分を再び見つけ出すことはできるのだろうか。
親友の湊が目の前で事故に遭い、奔走していると、俺はあるメールを受信する。
『あなたの願いを叶えます。願い事を打ち込んでください』
その不思議なメールに、俺は『事故を無かったことにしてくれ』と打ち込んだ。すると文字通り、事故の事実そのものが消滅し、親友は生き返る。
そのメールは、送信した人の願い事をなんでも叶えることができる夢のような代物だった。
その日を境に、願いメールを使い身の回り人々を助けていく。しかし、行き着いた先には、残酷な運命が待ち受けていた。
その運命に立ち向かう度に、人の苦しみを味わい、自分の罪を自覚してする。憧れだったヒーローとは程遠い人間になっていく。
俺は本当になりたい自分を再び見つけ出すことはできるのだろうか。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!~ 願いの代償は誰が払うのか、ヒーロー願望の行方 ~
親友・湊の事故を「無かったことにしてくれ」と願ったメールから始まる物語——願いが文字通り叶ってしまうという出だしの衝撃が、その後の展開全体の温度を決めている。
人助けのために願いメールを使い続けるうちに、憧れだったヒーローとはかけ離れた人間になっていくという主人公の自己認識の変化が物語の軸になっており、「1人目」「2人目」と番号で重ねられていく救済の数が、後半の「Re:5人目」「Re:4人目」と遡って描かれる構成と組み合わさることで、願いの代償が一つずつ可視化されていく仕掛けになっている。各話を「協力者の企み」「果てた姿」「残酷な真実」とたどるだけでも、楽な救済譚ではなく罪の自覚を伴う重い展…続きを読む