概要
孤児である🔳は、教会で養われていたのだ。
その事実を知った時、🔳はセイレインという名の故国は何れ窮する事になると思った。
この事態を改善する為、🔳が選んだ手段は――重税を決めた王の暗殺だったのだ。
王が暗愚だから、今セイレインは危うくなりつつある。
故国を立て直す手段は、王の暗殺だけ。
そう感じた🔳は、本当に王宮に乗り込む事になる。
🔳は――そこでオリハルト・セイレイン王と対面する事になった。
その事に、何の感慨も持たない、🔳。
だが、歴史のうねりは、確かに🔳をのみ込もうとしていた。
これはある真実を描いた、物語。
偽りの歴史とは違う、史実を紡いだ英雄譚。
その時、🔳の心は確か
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!その脚本は現実となる
不思議な力を持つ少女■(名前は伏せられています)は、思い描いた脚本を現実にすることができます。
その力で親友の願いを叶えました。
自分は主人公にできない、魔法など現実を超える設定は不可、タイトルに沿った内容にしか進めないなど、制約はあります。
この脚本の能力が彼女の魅力と思いきや、そうではありませんでした。
精神性において、ある種の「異常者」でもある彼女は、ある計画を思いつきます。
そして、物語は思わぬ方向へ⋯⋯😳!
なるほど!と、ミステリーの種明かしのような要素もあり、実に多くの仕掛けがあり、楽しく読むことができるでしょう♪
是非ご一読をお勧めします✨️ - ★★★ Excellent!!!感情を失った少女が“脚本”で運命を動かす物語
両親の死を前にしても涙を流せない少女の描写が静かで深く、序盤から強烈な引力を持っていました。
彼女の“欠落”が恐れとして積み重なっていく過程が丁寧で、読者に自然と共感と不安を抱かせます。
脚本を書けば現実が動くという異能の設定は独創的で、しかも発動条件が「信じてもらうこと」という点が物語に奥行きを与えていました。
ルディミアとの掛け合いは軽妙で、重いテーマの中に心地よい温度差を作り、二人の関係性がとても魅力的です。
最後に教会閉鎖の知らせが落ちてくる構成が見事で、彼女の世界がまた揺らぎ始める予兆として、続きへの期待が一気に高まりました。 - ★★★ Excellent!!!王を殺そうとした少女が、王の物語を書き始めるまで
孤児として教会で暮らしていた少女、■。
彼女は可憐で聡明で、誰かのために動ける優しさを持ちながら、どこか常人とは違う感覚を抱えています。
教会の閉鎖をきっかけに、彼女が考え始めるのは自分の将来ではありません。
――この国は、このままで大丈夫なのか。
――民を苦しめる王は、本当に王であるべきなのか。
そして彼女は、あまりにも自然に「王の排除」という結論へ辿り着いてしまう。
この主人公の危うさが、まず非常に面白いです。
善良なのに物騒で、冷静なのに飛躍している。
誰かを救いたいという気持ちも本物。けれど、そのための手段があまりにも危険。
しかし、暗殺対象であるはずの王もまた、ただ…続きを読む