概要
来ないものを、ずっと待ち続けている
西暦12056年。
大規模な太陽フレアによって文明が崩壊してから、半世紀。
人の姿をほとんど見かけなくなった世界で、軍の探索任務に就く青年・アベルは、とある建物へと辿り着く。
しかし、誰もいないはずのその場所で、彼は“声”を聞いた。
「ご乗車ありがとうございます」
そこにいたのは、駅の案内を続けるAIロボット——キャシー。
列車はもう来ない。利用者もいない。
それでも彼女は、ただ与えられた命令を繰り返し続けていた。
終わりを知る人間と、終わりを知らない存在。
静かな駅で過ごすわずかな時間が、やがてひとつの選択へと繋がっていく。
——これは、“さよなら”を知らない君に出会った、最後の記録。
大規模な太陽フレアによって文明が崩壊してから、半世紀。
人の姿をほとんど見かけなくなった世界で、軍の探索任務に就く青年・アベルは、とある建物へと辿り着く。
しかし、誰もいないはずのその場所で、彼は“声”を聞いた。
「ご乗車ありがとうございます」
そこにいたのは、駅の案内を続けるAIロボット——キャシー。
列車はもう来ない。利用者もいない。
それでも彼女は、ただ与えられた命令を繰り返し続けていた。
終わりを知る人間と、終わりを知らない存在。
静かな駅で過ごすわずかな時間が、やがてひとつの選択へと繋がっていく。
——これは、“さよなら”を知らない君に出会った、最後の記録。
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