「またお前か!」と叫びたくなるほど繰り返される、殺す側と殺される側のデス・ゲーム。シリアスなはずの情景が、あまりの「お約束」っぷりに最高のシュール・コメディへと昇華されています。もはや伝統芸能の域に達した二人の因果。執念深すぎる加害者と、学習能力ゼロの被害者が織りなす、終わりのない物語。これを悲劇と捉えるか、喜劇と感じるかは読者次第。
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