概要
二〇四〇年代。
日本の高校生は、小銃を携行する。
謎の自律兵器「センチネル」の出現から十余年。
高校生らによる放課後パトロールが日課となっていた。
エリート校から転校してきた少女、御堂凛。
射撃、判断、戦闘機動。
すべてにおいて突出した才能を持つ彼女は、誰よりも速く、正確に、最適解へたどり着く。
だが、その強さは、かつて彼女をチームの中で孤立させた。
最短、最速、最適。
それだけを追い求める彼女の戦い方は、仲間を置き去りにし、やがて彼女自身をチームの“異物”にしていった。
「狂乱姫《バーサク姫》」の忌み名を背負った凛。
転校先で彼女を待っていたのは、「全員生還」を掲げる「万年二位」の分隊だった。
誰ひと
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- ★★★ Excellent!!!最強だから、一人だった。
センチネルの脅威が日常となった二〇四〇年代の日本。
高校生は教科書とともに小銃を携え、放課後は街を守るパトロールへ向かう。
転校生・御堂凛は、誰よりも速く、正確に戦える少女だった。
射撃も、判断も、戦術も一流。
だが、その”最適解”だけを追う戦い方は仲間を置き去りにし、「狂乱姫」の烙印を背負わせた。
新たな居場所となったのは、「全員生還」を掲げる万年二位の分隊。
勝つことよりも、誰ひとり欠けずに帰ることを選ぶ仲間たちだった。
強さとは何か。
チームとは何か。
一人で戦うことしか知らなかった少女が、仲間を信じることを学び直す。
制服にプレートキャリア。
教科書とライフルを背負う放課後…続きを読む - ★★★ Excellent!!!銃を携える高校生活が舞台の硬派な学園戦闘群像劇
高校生が国防実技として実弾さながらの戦闘訓練をこなす近未来設定が新鮮で、教室での日常とセンチネル討伐がシームレスに繋がる世界観にぐいぐい引き込まれました。
無表情ながら圧倒的な戦闘力を持つ「狂乱姫」凛と、チームプレーを重んじる蒼のぶつかり合いが軸となり、単独突出する凛の危うさと分隊メンバーの温かい掛け合いのコントラストが効いています。
学年トップ「セカンド・グリッド」との対抗戦や漂う不穏な策略の気配も緊張感を高め、専門的な射撃描写のリアルさも読み応え十分でした。
凛が少しずつ「問題ありません」以外の言葉を発していく変化も見逃せません。 - ★★★ Excellent!!!放課後は戦場。制服に小銃を携え、彼らは今日を生き抜く。
Xから来ました。3話「生徒会」まで拝見しました。その前提でのレビューです。
銃火器と学生服という最高に「映える」組み合わせに、本格的な分隊戦術の描写が加わり、ミリタリーアクションとして圧倒的な読み応えがあります!
特に、20式小銃やG28E2など実在の銃器の重さや残弾の感覚を、HMDの仮想システムに落とし込んでいる設定がリアルで痺れました。
圧倒的な個の力(速さ)を持つがゆえに孤立してしまう凛と、全員生還を目指しながらも指揮官として壁にぶつかる蒼。この二人が「本当のチーム(分隊)」になるまでのプロセスが、泥臭い模擬戦を通じて丁寧に描かれており、次の展開が気になって仕方がありません…続きを読む - ★★★ Excellent!!!戦場化した放課後と、噛み合わない天才少女の緊張感
2040年代、日本の高校生が教科書と小銃を携行する世界観がまず強烈です。普通の時間割や中庭での会話の中に、プレートキャリア、HMD、放課後パトロールが自然に混ざっていて、日常と戦場が同居する空気に引き込まれました。
転入生・御堂凛は圧倒的に速く正確で強い一方、仲間の射線に入り、隊形を崩してしまう危うさがある。その凛に対して、蒼が「全員無事で帰る」ことを大事にする対比がとても良いです。
第3話までで分隊の個性や学年トップとの因縁も見え、単なる銃撃アクションではなく、チームとして完成していく青春群像劇として先が気になります。