第12話 煌やかなりし「カクヨム創作部」
以前、カクヨムのセンパイの千織氏が発起人(そしてホッキー人でもあるw)となって始まった、とある部活動があった。
それが、カクヨム創作部である。
カクヨムのSNS的性格をフルに活用した、誠に型破りな活動であった。何しろ本文が十数文字しかないのにコメントが時に数万文字にもなるという、……これが商売なら億万長者やな、と思うほどの盛況ぶりであった。(現在は活動を終了している)
メンバーは天川賞を通じて知り合った人たち。
その中のひとり、千織氏は【第二回女性作家の集い 天川の翼賞】を受賞した方だ。
○とりあえず結婚した、40歳美里の場合
https://kakuyomu.jp/works/16818093073920168276
その中で、自作の批評と添削を部員相互で行う、という活動が一度だけあった。
その中で生まれた作品が、こちら。
◯雨想、貴貧 / 天川
https://kakuyomu.jp/works/16818093081402803259
実力者揃いの中で磨かれると、文章はここまで洗練される、ということを痛感した出来事でした。
文字数2000字足らずの中に、起承転結があり、心情があり、読者の考察もちゃんと促す。こういう作品がいずれ自力で書けるようになりたいと、切に願ったものだ。
これまでのゴリ押し的耳目の集め方を駆使しても、それを回収する受け皿となる良質な作品が手元に無いことには次は続かない。あくまでも、ベースとなるのは真剣に書いた作品であるということ。
今日の私があるのは、コメントに限らずすべての作品に全力で情熱を注いできたからであることは言えるだろう。流行りを追いかける、或いは読み手に忖度したようなものばかりを書いていたら、きっと今は無かったであろう。
読みながら書く、書きながら読む。
そんな当然のことが、今では難しいのかもしれない。
それは、語弊を恐れずに言えば読み手の劣化もその一因であると思わざるを得ない。政治家と一緒だ。優れた政治家も中には混じっているのだろうが、それらは目立つプレイヤーに埋もれて表には出てこない。ポストを得るのは、下駄を履かせられた勘違い議員ばかり。それを愚かな大衆が、惰性で投票し続けて後押しした結果が今だ。
読み手であるなら、流行りだけではなく本質を見抜く目も持たなければいけない。惰性で今を肯定し続けた結果、創作の場までもが政治の轍を踏むようなことだけは、断じて避けなければならない。
☆一桁で生きていく 天川 @amakawa808
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