「最高に素敵」な読書時間を与えていただいた気がします。主人公と一緒に世界を独り占めしているような感覚が味わえました。なんだか気が晴れない、爽快感のある小説が読みたい、そんな方々にお勧めです。
短い作品なんですが、読み終わった後にすごく爽やかな気分になりました。夜勤明けの疲れた体で自転車に乗って、誰もいない街を駆け抜けるシーンの描写が本当に気持ち良くて、一緒に風を感じているような気分になります。日常の小さな幸せを切り取った作品が好きな人には絶対刺さるはずです。
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