概要
——白い糸路の道作り、祈り刺すのは誰の為
刺繍で布に紋様を施す職業、〈糸の追儺(ついな)〉に就いた帆乃花は、大学に進学する費用を稼ぐ為に毎日、旗に刺繡を施している。
旗手が使うことになる旗の持ち主を〈糸の追儺〉が知ることはない。自分の刺繍を施した旗を持つ人が帰らなかったと知った〈糸の追儺〉が針を持てなくなることがあるからだ。しかし、帆乃花の下に旗手が訪れる。彼らとの交流を重ねるうちに帆乃花は〈糸の追儺〉としての自分に向き合っていく。
旗手が使うことになる旗の持ち主を〈糸の追儺〉が知ることはない。自分の刺繍を施した旗を持つ人が帰らなかったと知った〈糸の追儺〉が針を持てなくなることがあるからだ。しかし、帆乃花の下に旗手が訪れる。彼らとの交流を重ねるうちに帆乃花は〈糸の追儺〉としての自分に向き合っていく。
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