他作でもですが、この作者の作者さんは人外描写が絶妙すぎる。人間に近い感性を持ってるのかと思いきや、紛れもなく倫理感がない。幸せとか、正しいとか、人間の議論の範疇を超えたすれ違い。本当にいい意味の気持ち悪さ。ホラーとか人外描写を摂取したいならこれ読んで間違いなし!
作中に登場する神様は人間の願いを何でも叶えてくれます。 お金が欲しいと言われればお金を与え、子どもが欲しいと言われれば子どもを授け、呪って欲しいと言われれば呪ってしまう。 しかし、人間を好意的に感じてくれる神様はいつしか恐怖と不安に苛まれていきます。 冒頭に書かれている「神様が押し入れでちいちゃく丸まっている」理由が読み進めていくうちに明らかになります。 怯え続ける神様の前に一人の男性が現れます。崩壊した家庭で一生を終えた彼はあるものをくれるようにお願いします。 神様の答えをぜひその目で確かめてみてください。
神様は純粋に人を喜ばせたかったのでしょうか。人間と考え方の違うものですが、喜怒哀楽があるようで憎めません。結末は哀れなものになってしまいましたが。私の願いは、「どうか語り部の魂に救いを。」
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