夢の中の「女」
朽木桜斎(くちき おうさい)
「女」が来る!
土曜日ということもあり、夕方ころから壮大に寝落ちをしていたんです。
そしたら見たんです、あの「夢」を。
どうやらわたしは、それなりに良いホテルの一室らしき部屋に寝ているようなんです。
部屋の中は真っ暗で、テレビなど電気系統の明かりだけがついています。
で、その部屋の奥からぼうっと「女」の姿が照らし出されるんです。
はじめのうちはそれなりに整った顔立ちをしていて、かけてくる言葉も比較的やさしいのですが、だんだんそれらは荒々しくなっていって――
最後のほうでは髪の毛をふりみだし、手には包丁など鋭利な刃物を持っているんです。
わたしは近くにある(となぜかわかっている)スマホを手に取り、警察を呼ぼうとしたり、誰かに助けを求めようとします。
しかし端末が思うように動かなかったり、まったく見当違いのところにかかったり、しまいには謎の業者さんから「いいかげんにしてよ~」的にあしらわれたり。
その間にも「女」は近づいてくるのです。
何やら白いワンピースのような服を着ていたような。
わたしはたまらず部屋から飛び出し、ホテルのロビーなどに出るんです。
けっこう人がいるんですが、当然みなさんはわたしを「ヤバい人」のような目で見て通り過ぎていきます。
スタッフさんらしき人が、ゴミの入ったキャリアーを押しながらやってくるので、声をかけてみます。
するとそれは「女」が化けていて……
窓口に走って事情を話すも理解されず。
泡を食って部屋に戻ろうとするのですが、間違って別の部屋に入ってみたり。
そこでは中年の男性が不倫相手とよろしくやっていて(やけに克明なのが逆に不気味です)、「誰だあんた!」的な態度を当たり前ですが取ってくるんです。
そこでも事情を説明し、男性は電話をかけようとするのですが、そこで夢が覚めて。
で、これは一貫した「特徴」なのですが、夢だと思って目が覚めてもやはりそこは「夢」の中であり、また女がパワーアップして襲ってくるんです。
映画「インセプション」やあるいはその元ネタである「パプリカ」にも似た世界観ですが、どちらかというと雰囲気的にインセプションのほうかと。
ここまで書いて「こいつ、何言ってんだ?」と思われるかもしれませんが、まだ目が覚めて(本当に覚めているのかはともかく)間もないですので平にご容赦を。
とにかく恐ろしい夢だったことだけは確かです。
これも夢かもしれません(こわ!)
正夢にならないでね(がくがく)
眠ったらまたあの「女」が出てきそうでこわすぎます。
なんとなくですが、某女優さんに似ていたような。
ビンタされそうです(コラ!)
だんだん目が覚めて(ホントかな?)きたのでギャグみたいな文章になってきました。
二度と見たくない内容になります。
忘れないうちに勢いで書きなぐってみましたがいかがだったでしょうか。
夢をも創作のネタにする俺が一番こわいとか(汗)
それはジョークですが、最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
ではでは~
(終わり、なのか……?)
夢の中の「女」 朽木桜斎(くちき おうさい) @kuchiki-ohsai
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