夏色短歌

文鳥

夏色短歌

履きなれぬ 下駄は単なる 言い訳と

気づかないでね 君の手握る


ラムネ瓶 から取りだした びいどろを

透かすフリして 君を見つめた


背の高い 君をいつでも 見つめてる

わたし向日葵 君は太陽


少しだけ 冷房強め いつもより

寄り添う理由 欲しかっただけ


腐るのは 全部暑さの せいにして

葉桜の下 私の愛も


君といる 時は日差しに 感謝する

目を細めても 誤魔化せるから


日差しより 眩しい君に 焦がされて

私の心 跡形もなく


夏歌う 風鈴よりも 聞いてたい

君のささやき 耳を澄ませた


蝉の声 どうか今だけ 止んでくれ

声を聞きたい 人がいるんだ


アイスなら 当たりが出れば もう1本

君のとなりは どうすりゃ当たる






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夏色短歌 文鳥 @ayatori5101

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