概要
守ったのに、奪われた
母の不倫で、家族は一度壊れた。
壊れた父を見るのは辛かった。
だからこそ俺は、新しい家族を何より大切にしてきた。
義母との再婚。
年の近い義妹・すずなとの日々。
少しずつ笑い合えるようになり、他愛もないやりとりが“当たり前”になっていった。
彼女と過ごす時間も、妹との生活も、全部大切だった。
けれど、いつからだろう――
“あの日常”が、ほんの少しずつ、軋んで聞こえ始めたのは。
家族を守るために、俺はある決断をする。
それが間違いだったと気づくのは、もっとずっと先のことだ。
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