ヤシガニ型戦車が異世界を駆ける、唯一無二のミリタリーファンタジー

機械の身体に宿る戦士と、崖っぷちの女神。この異色のコンビが最高に面白い。
ハードSFのリアリティと異世界ファンタジーの融合という、誰も見たことのない組み合わせ。多脚戦車の重量感ある戦闘描写と、システムという概念で語られる世界観が新鮮で、どちらのジャンルのファンも楽しめる作品。
特に戦闘シーンの迫力と、武骨な主人公と頼りない女神のやり取りが絶妙。先の読めない展開にページをめくる手が止まりません。