概要
人間らしい人間達の、心と心のぶつかり合い。
『異能』と呼ばれる力を使う人間が、当たり前に存在するようになった世界。力に溺れた犯罪者。力に怯える非異能者。崩壊しかけた治安の中、国が下した最後の手段は“殺して裁く”『特例処罰法』だった。
かつて自分を救った連続殺人鬼『アンノウン』に憧れる少女・園田花子は、『特例処罰執行組織』の一つである『便利屋 暁』の新人として、今まさに独り立ちの時を迎えようとしていた――。
かつて自分を救った連続殺人鬼『アンノウン』に憧れる少女・園田花子は、『特例処罰執行組織』の一つである『便利屋 暁』の新人として、今まさに独り立ちの時を迎えようとしていた――。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!罪が当たり前となった世界で、執行官たる私の、この世に在る意味
あの日、目覚めた異能によって、私は今、執行官となった。
この姿で当たり前に世を歩むことなど、元より望んではいなかった。
ただ自分の異能を手に、事件を調べ、真実を探り、時に命さえも危ぶまれる危機に陥る。
どれ一つ、笑って済ませられるものではない。
しかし私は知っている。人々が恐れおののく存在の裏に、事件の奥に潜む理不尽が、
世に喧伝される“真実”とは一致しないことを。
胸に信じるものがあるからこそ、たとえ茨の道であっても進む。
危険と恐怖に満ちた逆境の中で、人は成長するかもしれない。
だがこれは、己自身を証明するための道なのだ。
手軽に罪が溢れるこの世界で、真の救いの道を示す…続きを読む